パーティ紹介 〜クレセドラン〜

パーティ紹介 〜クレセドラン〜

シングルレート 対戦回数208 勝145 負37 被切26 エラー2 勝率82.2%




クレセリアゴツゴツメット
サイキネ 冷凍ビーム 毒毒 月の光
223-*-172-95-170-105


ヒードラン@残飯
噴煙 挑発 身代わり 守る
193-*-127-155-127-141


カイリュー@拘り鉢巻
逆鱗 神速 炎のパンチ 寝言
167-186-115-*-120-145


キノガッサ@拘りスカーフ 特性:テクニシャン
タネマ マッパ エッジ キノコの胞子
136-200-100-*-80-122


マンムー@気合の襷
地震 氷柱針 氷の礫 ステロ
186-182-100-*-80-145


スイクン@カゴの実
熱湯 瞑想 身代り 眠る
207-*-173-111-136-114


これまでのバンギラス+ラッキー+グライオン+エアームド+ヤドラン+αといった受けループでは、
スイクンキノガッサローブシンといったポケモンに対しての処理が不安定でごまかしでの処理、もしくは不利な読み合いを強いられる。
そのため、受けをサポートとして採用したクレセドラン構築を考案。
これまでの受けループでは選出段階で相手に対して選出を縛れないため、ループに対する回答が選出され、また、立ち回り段階においても相手の行動を縛れず、読み合いにおいて読み負けることが多い。
しかし、このパーティでは選出段階・立ち回り段階において相手に対して縛りが可能である。
パーティを構築するに至っての留意点、勝率・レートを安定させるために必要なスペックは、前回の記事で述べたが、それ以外にもレート環境での使用率の高いポケモンに対して明確な処理方法を構築に組み込み、一方でレート環境での使用率の低いポケモンに対しては、ごまかしでの処理方法を採用することで全体の勝率を意識することであると自分は考えている。
しかし、この構築で vs雨パ vsラティオス というレート環境でも使用率の高いポケモンに対して、明確に回答出来ていないという点もあるため、改善すべき点であるかもしれない。


個別解説
クレセリア
相手の格闘枠・物理ドラゴンに対する回答枠としてゴツメクレセ。
トリックへの回答としてメールという選択肢もありだが、受けループのヤドラン:メールと比較すると、このパーティでは、相手の物理アタッカー相手への負荷(カイリュー、ガッサ、マンムーの先制技圏内へのサポート)を考慮するとメール<ゴツメ。
ex,
クレセ:ゴツメ+マンムー:氷の礫 167-115カイリュー 確定
クレセ:ゴツメ2回+冷凍ビーム 167-120カイリュー 確定 etc

有利対面から相手の交代を誘発出来るが火力不足であるため毒毒を採用。
この構築がvs雨パに対しての回答がイマイチであるため毒毒→日本晴れに関しても一考であるが、サポートだけでなく相手への打点を確保してクレセの単体性能も必要であるという理由から採用を見送っている。
配分に関しては H=16n-1 HD=ラティオスの眼鏡流星群1.5耐え


ヒードラン
命中率安定技の採用が勝率・レートを安定させるための一つのスペックであると考えているため、クレセドラン構築を考案するに至ってまず採用を見送ろうと考えた技がマグストである。
マグストの拘束+毒毒の定数ダメは優秀であるが、
技外し25%で負け筋に繋がるマグスト 火傷30%で勝ち筋に繋がる噴煙
という点を考慮して比較すると、勝率・レートを安定させるために採用すべき技は、
自分の中では マグスト<噴煙であると考えている。
また、相手のクレセドラン・ランクルスといったポケモンへの回答としての挑発を採用しているが、噴煙以外で相手に対して負荷をかけれないため、毒毒採用などヒードランの技構成に関しては一考すべきであるかもしれない。


カイリュー
抜きエース枠。
クレセドランで処理困難であるウルガモスへの回答枠。
相手のキノガッサに対しての回答の一つとして寝言を採用
相手のカイリューへの回答である鋼枠、もしくは物理受けを誘発するが、これらに対してヒードランスイクンで選出を縛れているため、1:1交換以上の役割が可能である。


キノガッサ
相手のスイクンへの回答枠の一つ。
また選出段階でのポイヒorテクニという相手に対しての選出・行動縛りという役割も兼ねている。
技構成はタネマ・マッパまでをメインウエポンとして確定枠
残りの枠に関して下記記述の理由でエッジ、キノコの胞子を採用しているが相手のヒードラン(193-127)を確定で処理可能であるため馬鹿力という選択肢も一考である。
・エッジ
ガッサのメイン技ではなく、命中不安定技であるため、使用頻度は多くないが、
ボルトロス・サンダー・ウルガの偶発対面において、相手を縛れるという点が大きいため採用している。
・キノコの胞子
不利対面でスカーフキノコの胞子→有利対面への交代
2ターン起きであれば、アド&アド損でないのに対して、3〜4ターン起きであればアド確保へ。
ただし、ガッサ催眠対策必須の環境であるため相手の催眠対策枠と考えられるポケモンとの対面、
または、スカーフという情報アドを相手に確保されることも考慮して立ち回るべきである。


マンムー
電気技の一貫性をなくすための地面枠+連続技採用での身代わり守るといったポケモンへの回答枠。
対面構築のマンムーではがむしゃらを採用していたが、
このパーティではクレセドランといったループ構築可能なポケモンを採用しているためサイクル戦を意識してのステロ採用。
また相手のスイクン回答枠であるボルトロス・サンダーetcに対してステロでの負荷。
スイクンvsボルトロスorサンダーという不利対面で電気技を安定択として選択させないという行動縛り
で抜きエースとしてのスイクンのサポートも可能。


スイクン
相手のクレセドラン,スイクンに対しての回答枠。
クッションとしての役割としてもあるが、相手のスイクンへの回答枠を処理したのち、抜きエースとしての役割も可能である。
臆病最速へと変更することで
キノガッサ(熱湯火傷) ヒードラン(挑発) マンムー(我武者羅)etc
に対して先制行動可能というメリットもあるためスイクンのsのラインに関しては一考である。